チャロの一日

猫を飼っていると、なんて自由気ままな生き物なんだろうと思うことも多いと思います。

眠いときは寝て、食べたいときに食べて、遊びたいときに遊ぶ・・・。

猫みたいになりたいと思うこともあるかもしれません。


今日はチャロの一日を書いていきたいと思います。


我が家の一日はだいたい朝6時半くらいから始まります。

チャロはそれまで何をしているかというと、主人の布団の中で寝ています。

夏は布団の上で寝ていましたが、寒くなったら布団にもぐるということを覚えたようです。

私が起き上がると気配を感じて、「ぐ、にゃあ」と変な声を出しながらまとわりつき、まずはエサをねだってきます。

とりあえずご飯。とにかくご飯。何をするより先に自分にご飯をよこせ、という意志表示。

仕方がないので、何をするより一番早くチャロにエサをやります。

その後次々と子供たちが起きてきます。子供たちに撫でられたり、抱っこされたり、ちょっと迷惑そうです。

朝の支度が終わり、朝ごはんとお弁当の準備をしていると、相手してもらえないと感じるのか、カメラックの上でじっとしています。

時々、お弁当の卵焼きを狙ってくることもありますが、何とか阻止しながら慌ただしく、朝ごはんを食べています。


朝8時前、子供たちも主人も幼稚園、学校、職場とそれぞれ出かけていきました。

チャロも玄関で見送ります。

食器の後片付けをしていると、水道めがけて飛んできて、蛇口から水を飲み始めます。

私が引き続き、掃除、洗濯、カメのお世話ともくもくとやっているとまたもやひざ下にすり寄ってきます。

要求に応えなければ容赦なくカプリと足を噛んでくるので、何の用かとついていきます。

トイレが汚れたから掃除お願いね、またはもう少しご飯ちょうだい、のどちらかです。

とりあえず、チャロの要求に応えます。


時折窓の外を見て、飛んでいる鳥に向かって何か喋っています。

朝の見回りの時間です。2階の窓からも外を観察します。

私が一息つくとチャロもお昼寝タイムです。

パソコンに向かう私のそばでお昼までずっと寝ています。

私がお昼を食べて、後片付けを始めるとまたも水道めがけて飛んできます。

水飲み場はちゃんとあるのに、そこではめったに飲みません。

流れる水が好きらしいです。


子供たちが帰ってくるまで、またチャロはお昼寝タイム。

一日24時間のうち16時間は寝ているのでは、と思います。


子供たちが幼稚園、学校から帰ってくるとカメラックの上から遊んでいる様子をじーっと眺めていたり、宿題の上に座ってみたり、自分とも遊んでくれ、と言わんばかりにちょっかいを出しにいきます。

子供達=自分と同じだと思っているようです。

長女に優しく撫でられたり、次女のおもちゃで遊んでみたり、長男のえんぴつを転がしてみたり、夕ご飯の時間まで毎日楽しそうに遊んでいます。

夕ご飯を作ろうと立ち上がった私の足にまたすり寄ってきます。自分も夕ご飯の時間だと。

とりあえず、要求されるままついていき、チャロの用事を済ませます。

猫を飼っていると何でも猫優先ですよね。


主人が帰ってきました。誰より先に玄関でお出迎えです。むしろチャロしか玄関に行きません。

待ってましたといわんばかりの甘えたぶりを発揮します。

抱っこされるととても満足そうにしています。

主人もだいぶんチャロに癒されている部分があると思います。

お風呂をためるとき、チャロもついてきます。

なぜなら、そこには流れる水があるから。

水じゃなくてお湯、しかも結構熱めですが、平気でゴクゴク飲んでいます。

猫舌って実は嘘じゃないかと思います。


そんな感じで我が家の一日も終わります。

チャロはまたカメラックの上で休んでいます。

電気を消して、ストーブも消して就寝の時間です。

ここで主人の布団に潜り込むかと思いきや、意外と明け方までカメラックの上にいます。

よっぽど寒いと早い時間から布団の上にいることもあります。

主人いわく、明け方潜ってくるので目が覚めるそうです。

そして、寝る場所が狭いと足を噛まれるとか。


猫って夜行性だから夜中起きているのかと思っていましたが、チャロはわりと夜中も寝ていることが多いです。

時々大暴れしていることがありますが、そんなときはたいてい栄養ドリンクの蓋で遊んでいます。

猫にとってはどんなものでもおもちゃになるんですね。


そんなわけでチャロは今も私のそばですやすや寝ています。

こうして改めて見てみると、私ってチャロの召使いみたいだなぁと思います。

でも、それで良いのです。チャロが幸せに暮らせるなら。

その分私もチャロから幸せもらっています。


今日もチャロは穏やかな一日を過ごしています。

一日のんびり。それが猫です。

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猫のチャロと亀3匹と一緒に過ごす日常。

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