ミドリガメはミシシッピアカミミガメの通称です。
ペットショップやホームセンターでもミドリガメとしてよく売られています。
子亀のときは甲長3~4センチほどで、緑色が濃く、とても可愛らしい姿をしています。
お手軽に飼えそうな生き物のようですが、実際はとても手間がかかります。
亀は臭いとよく言われますが、それは掃除をサボっている証拠です。
きちんとお世話をしているとほとんどにおいはありません。
我が家のキイロセンパイは4年前の夏に我が家にやってきました。
長男がホームセンターから連れてきた3匹のミドリガメの中で一番臆病な子でした。
ミドリガメなのに、少し黄色がかっていて、特徴的な色をしていたので、長男がキイロちゃんと名付けました。
その後、しばらくして2匹のミドリガメは天国へ旅立ってしまい、キイロちゃんだけが我が家に残ったのでした。
長男は1匹になってかわいそうと思ったようです。
その年のクリスマスにカブニちゃんと一緒に我が家にNミドリがやってきました。
最初はお互いに慣れるまでに時間がかかりました。
一緒の水槽にいるのにお互い離れて過ごしていました。
少しずつ2匹の距離も縮まり、今では一緒にいるのが当たり前になっています。
亀は単独行動をする生き物だと思っていたので、2匹が仲良くなるのは意外だなぁと思いました。
2匹の関係を観察しているとなかなか面白く、顔を近づけてはいつもおしゃべりをしているかのようです。
キイロセンパイが昼寝中はNミドリもおとなしくしています。
いつも一緒ですが、お互いにプライベートな空間は存在するようです。
亀にも個性があります。
キイロセンパイはのんびりマイペース、エサを食べるのもゆっくりで横取りされても気にしません。
Nミドリはとてもせっかち。毎日エサの時間を教えてくれるのもNミドリです。
キイロちゃんは少しだけ早くうちにいたので、いつの間にかキイロセンパイと呼ばれるようになりました。
現在60センチ規格水槽で2匹を飼っていますが、少し狭くなってきたように思います。
暖かくなったら、思い切って外に亀の池を作ってみようと計画しています。
一緒に大きくなりました。
0コメント