猫は何をしているときが一番しあわせなんだろう?と考えることがあります。
暖かい場所で眠ったり、ごはんを食べたり、そんな何気ないことがしあわせなのかな、と思います。
人間も日々の中で小さなしあわせを感じるときがありますが、猫も同じなのでしょうか。
しあわせかどうかは猫が決めることなので、本当のところはわかりません。
私たちは猫がしあわせに暮らせるようにお手伝いをしている、と思っています。
うちのチャロは子供たちとじゃれあっているとき、とても楽しそうです。
昨日も暗い廊下に潜んで、通りがかった長男の背中にジャンプして、驚かせていました。
こたつの中に潜んでいて、いきなり出てくることもあります。
時々子供たちを泣かせてしまうこともあるけれど、チャロなりに楽しく遊んでいるんだと思います。
チャロがうちにいて、しあわせだなぁと思うことがたくさんあります。
まずは日中一人でも寂しくないということ。
家族に笑顔が増えたこと。
チャロがそこにいるだけで家族みんなしあわせだと思います。
チャロが待ってるから早く帰ろう、3歳の次女は出かけるといつもそう言います。
世の中には(人間から見れば)しあわせでない猫もたくさんいます。
温かい場所が無くても、食べるものが無くても毎日一生懸命生きています。
保健所の中で誰かが迎えにきてくれることを信じている子もたくさんいます。
迷い猫を見かけたら、すぐに保護して飼い主さんの元へ帰してあげてください。
日本はまだまだ殺処分ゼロには程遠いようですが、それでも少しずつゼロに近づけるように私たちができることをやっていかなければ、と思います。
時々、チャロとクリームちゃんを保護した日のこと、チャロのお母さんのことを考えます。
チャロを拾ったのは本当にたまたま偶然で、もし長男が素通りしていたら、猫がいたなんて私は知る由もなかったのです。
母猫はチャロとクリームちゃんを置いていったけれど、ほかの兄弟を救うのに一生懸命だったのだと思うのです。
もしかしたら母猫にとっては余計なことをしてしまったのかもしれない、とも思いました。
でも、あのときは目の前の小さな命をほったらかしにはできませんでした。
チャロ達を保護して、母猫が現れないか、何日も拾った現場に通いましたが、猫の姿を見ることはありませんでした。
チャロは毎日私のそばで昼寝をしています。
その顔がなんともいえない表情で、見ている私も何だか笑ってしまいます。
私は今、とてもしあわせです。
毎日を一緒に過ごして、チャロの柔らかな体を撫でて、命の温かさを感じることができる。
いつまでもこの穏やかな日々が続くようにと祈ってやみません。
やっぱり寝ているときがしあわせ・・・?
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